辛いばかりの仕事じゃない！

介護は年配の方の生活を様々な面で支援する職業です。具体的には介護士やケアマネージャーといった職業が挙げられます。介護はまず、高齢者の生活全般の行動をサポートしなければなりません。食事介助では、料理を食べやすい状態にした上で口に運んであげます。また、移動の際のサポートや就寝中の状態確認なども行わなければなりません。また、最も大変な作業の一つと言われている排泄介助では、オムツ交換も行います。年齢を重ねると足腰が弱り、自力でトイレに行き、排泄をすることが困難になります。そのため、オムツを使用するのです。年配の方の中には排泄のサポートをされることに羞恥心や悔しさを感じる方がいますので、そのような方の精神的なケアも必要になるでしょう。

介護職は、このように色々な仕事内を任されますので、時には辛いと感じることがあるかもしれません。しかし、お世話している年配の方が、笑顔で毎日過ごしている様子を見ると、仕事に誇りを持てるという人は少なくありません。高齢者の方が、生きることに喜びを感じてくれているのがわかると、毎日の仕事にやりがいを感じることができるからです。仕事中、心身に負担を感じることがあっても、一生懸命介護を行っていれば、必ずそれは高齢者の方に伝わるのではないでしょうか？そして、時折感謝の言葉をかけられると、より一層仕事を頑張ろうという思いが湧くのです。苦労の多いイメージばかりが先行している介護職ですが、その一方でお年寄りの笑顔に触れたり、感謝されたりする喜びもあるのです。